NAOSHIYA CUSTOM FACTORYの サンハットです。 当店の帽子はその辺では売ってない オリジナリティを大事にしています。 新作を作ろうと思った時にコレだ！ と思ってサンプリングしたのは昔の釣り用でした。 私は釣りをしていませんが、 アメリカの古い釣りパッチを集めています。 やりたいのですが時間がないので 今はその時ではありません。 その準備を始めたと言うのもあるのですが、 このスタイルを街着として先に楽しみたい。 そんな思いで制作がスタートしました。 なかなか思う感じが出せずに 4回はサンプル制作してやっと 「釣り過ぎない」 うちなりのスタイルができました。 テイストとしてはレトロアウトドア。 その空気感は出したいんだが 本気すぎると街で使えない。 そこで目を付けたのがサンハットです。 サンハットと言うのは 前はキャップスタイルで長めのツバ、 後ろは短めのハットが付いてるような かなり変わった帽子です。 日本では全く人気も無いでしょうし、 マニアックすぎて入手できませんから アメリカからコロンビアの古い釣り用を入手。 うちのキャップよりも ツバをどのくらい大きく、長くすると あの「いなたい」感じを表現できるのか？ 街中で被れるような形にしないとですので そのバランス調整が肝となったフロント構成です。 写真ではツバが長く見えますが 被ると長さは感じません。 そんな絶妙なバランスです。 後ろに調整を付ければ1サイズで作れるのですが、 逆被りしたらハットにも出来る構造にしたかったので わざわざ3サイズの展開にしました。 サイズに悩んだら大きめをお選びください。 内側にサイズ調整パーツを付けています。 このスタイルに魅力を感じたのは 見た目の面白さもそうですが、 ハットのように被れるってのもポイントでした。 キャップでありながら、 ハットでもある。 当店のジェットキャップはジェットとしては 浅く無いように作っていますが、 今作はそれよりも深めに作っています。 バランス的にも、実用的にも あごひもを付けたかった。 ライトシェルハット用に製作した 「あごひも」を装着できます。 それは完売となりましたが ファクトリーメイド品ですので 自店で4色製作しました。 個人的にはこの「あごひも」を 付けた時のバランスが非常に気に入っております。 このサンハットはほとんどの方に馴染みがなく、 抵抗ある人もいると思います。 安心してください。 そもそも私は帽子を被りませんでした。 ここが当店の帽子作りの原点です。 そんな人が自分で被る帽子を作ってるので むしろ馴染みの無い方にこそ愛用していただきたい。 被った時に後ろのハット部分が当たる場合は 写真のように少しだけめくって下さい。 私はそのように被っています。 Tシャツ程度であれば問題ありませんが、 シャツ等を着ていると当たりますので 気になる方はそうしてください。 逆被りの場合も少しハット部分を めくって被るとバランスが良いです。 形はもちろんですが使う生地にも 非常にこだわっています。 CORDURAの最新素材「EXTREME RIPSTOP」 最新アメリカンファブリックです。 日本では流通していない激レア品を 特殊ルートで入手しております。 超高額な素材で日本でこれをプロダクト化してるのは 当店くらいだと思います。 そこにプリントするのは 当店プロダクトの代表作でもある アメリカは「Tiger Stripe Products」社の タイガーストライプです。 カラバリはタイガーストライプと デザートタイガーの2色展開です。 圧倒的な軽さ、即乾性、強度は 現行ミルスペック以上の次世代素材ですので 本格的なアウトドアシーンでも 活躍してくれるギアです。 生地感、色味、雰囲気は 日本で入手できる生地とは全く違い、 圧倒的なオーラを醸し出しています。 即乾性と軽さは帽子にした時にも 機能面でプラスでしかありません。 アメリカではワーク、ミリタリー、アウトドアが 同じカテゴリーとして展開されていたりします。 当店もそのような価値観で プロダクト制作しております。 見せかけのファッション感よりも、 本物感を大事にしています。 売れる、売れないで作る物に 魂が宿るとは思えない。 そんなものは愛用品になりません。 必要に迫られて出来た物や、 こんなのがあったらいいなを具現化した 作り手の思いを感じれるプロダクトが 本物だと思っています。 これが愛用品専門店のプロダクト。 縫製工場さんは世界的アウトドアブランドの 帽子を数多く手がける工場さんと言うのも こだわりでございます。 他では味わえない本物をご堪能ください。 ギリギリのギリギリまでツバ芯の材料を探してもらい、 本生産では柔らかいツバ芯を採用します。 これによりおにぎりサイズまで小さく出来るので ポケットに入れて持ち運びができるようになりました。 Mサイズ　58センチ Lサイズ　60センチ XLサイズ　62センチ ＊あまり縮みませんが悩んだら大きめをお選びください。