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NAOSHIYA CUSTOM FACTORY フルスクラッチ 10ポケット 「SEABEES」

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99,000円

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ユーティリティカスタムの中でも 最高峰となるのがフルスクラッチです。 ほぼバラしからの 再構築と言うような意味です。 2枚のユーティリティシャツを使って 1枚は完全にポケットの材料となり 10ポケット仕様を制作しています。 今シーズンはシャツ型を中心にしていますが、 1枚だけ10ポケットのフルスクラッチに オーダーをいただいていました。 4thベースでは数年ぶりに作るので まずはダミー機を作成し、 手を慣らそうと思って作りました。 それがこの個体です。 と言っても この個体がもともと10ポケットの オーダー個体でした。 パッチ構成は違うのですが、 この個体で作ろうと思っていたオーダー品を 別の個体ベースで作る事にしたので 当初のオーダー個体が手慣らしになりました。 手慣らしと言っても 自分の感覚を呼び戻す作業なだけで 完成度は抜群でございます。 まずは16ハーフ34インチの個体で 当店カスタムの骨格制作です。 これが終わってから 今シーズンは初登場となる 裾ポケットの制作に入ります。 まずは特大ポケット制作です。 これは材料にする個体の背面全てを使って 可能な限り大きなポケットを作ります。 そのポケットに追加で片側2個の 小ポケットを付けます。 この小ポケットは主に袖から作るので 綺麗に材料個体を使い切ります。 ほぼ捨てるところが無いように作っています。 この裾ポケットは片側3ポケットで 両方で6ポケットとなります。 材料にした個体の胸ポケットも 再構築して胸ポケットとは違うサイズにして それを袖に移植します。 これが2ポケットですので 裾の6個と胸ポケット2個で合計10ポケット。 それを再構築した骨格に合わせて ポケットを縫製していきます。 裾ポケットは必ず手を入れますので ごく初期以外は補強テープを付ける事にしました。 これがめんどくさいのです… そもそもゆがんだシャツを再構築しているので 修正しても骨格がゆがんでいます。 そのゆがんだ骨格に、 ゆがみが気にならないように バランス調整しながら ポケットの付け位置を決める。 この位置に合わせてアメリカ製ミルスペックの ウェビングテープを縫い付けます。 ここにポケットを付ければ ボディをぶち抜くことがありません。 地味な作業ですが、 テープも縮むのでまず縮ませたテープを 用意しておかねばなりません。 このテープの重要性は理解しているので 一番大変でやりたくない作業です。 大きなポケットを付けると パワーバランスが変わりますが、 その力を長く縫い付けるテープがいなしてくれる。 それとほぼ一周にテープが入ると ラインが整い、シルエットがきれいに出ます。 着丈が短い訳ではないのですが、 ボディに多くの大きなポケットが配置される事で 少しワークジャケットのような 見た目になるのも気に入っています。 フロントラインは特注の 黒ドーナツボタンが引き締めて、 横長の裾ポケットの真ん中には 黒のスナップボタンを付けています。 これを開けると大きな荷物も入ります。 主に止めてる状態で着る事を想定しているのですが、 スナップの両サイドには ペットボトルを縦にセット出来るし、 折り畳み傘も縦にセット出来ます。 この見た目で現代服にしているのが このフルスクラッチの魅力です。 これが考えて作られる ユーティリティカスタムの最高峰10ポケット。 あえて胸に「SEABEES」を使わず、 左袖にセットしたのはポイントです。 胸のネームセットがステンシルで 非常に雰囲気が良いので それをメインにする為でもあります。 ぜんぜんボロくはないのですが、 袖にシミとかもあるのでそれを生かすように 味のある感じで作りました。 美品にはこのオーラがありませんので たまにしか着ない方はこのくらいの個体の方が 馴染みが良い事でしょう。 仕上げに右ポケットにあえて カラーではない「SEABEES」のパッチを付けました。 この個体で唯一の主張です。 久しぶりに作って思いますが やっぱり大変で、時間もかかるし、 何よりめんどくさい。 販売個体としては今シーズン この個体だけの予定です。 76S 16ハーフ34インチ 肩幅47.5㎝ 身幅63㎝ 着丈70㎝ 袖丈63㎝ めんどくさいと言うのは 真面目に向き合って作った人にしか言えない愚痴であり、 めんどくさいけど嫌だとは言ってないのが 物好きだと伝われば幸いです。

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