先に発売したウエストポーチでは
特殊な加工がされたアメリカの
リップストップ素材を使いました。
パリパリするような質感で
軽くて、このプロダクトに最適だと
思っての採用です。
別の生地で作ろうと
手持ちの生地ストックを探していたら
非常に個性的なアメリカ生地を発見。
「ウルトラグリッドの
ダブルウルトラリップストップ」
リサイクルナイロン糸で作られる
環境にやさしい素材です。
裏面に有害物質を含まない
防水コーティングがされており、
裏面はねっとりしたような質感。
間仕切りを同素材で作ると使いにくいと思いまして
特殊加工のリップストップを採用しました。
初代の方が圧倒的に軽いんですが、
使った理由は見た目のインパクト。
格子にブラウン系が混ざり、
非常に個性的です。
どこか上品にも見えますが、
強度は非常に強いです。
初代との違いはジッパーの作り方。
「YKK USA」のインチ規格である事は同じです。
縫い代に入る部分の膨らみの対応も初代と同じ。
今回も生産効率を考えず、
無駄な手間をかけて1本1本
加工しました。
まずはコイルジッパーの止めが
何も付いていないテープにムシが付いてるだけの
ロールから必要寸法を切り出し。
縫い代となる部分をマイナスして切り出しているので
両サイドにグログランテープを縫製し、
上下クローズド化をします。
その縫製前にこのジッパーの肝となる
スライダーの「はめ込み」です。
理由は後で説明しますが、
今作はスライダーを2つ付けたかった。
左右両開きはスライダーを2つ移植します。
難しい部分はコイルを開けて、
そこにスライダーを移植し、
移植前とムシを1つもズラさないで閉じる
非常に地味な作業です。
それと100人中100人が分からない話ですが、
「YKK USA」のコイルジッパー日本規格で言う
5号相当サイズはスライダーに
持ち手が付いてるコイルが表用。
持ち手の付いていない物の場合は
コイルを裏に隠す裏用となります。
*形状が違うと両方に対応する物はあります。
初代にはコイルを表にして、
スライダーの持ち手がない仕様を制作。
今作はコイルを裏に隠す
止水ジッパーに見える仕様で制作しました。
コイルが表に出ませんので
むしろ隠しカバンとしてはこちらが
正解であろう仕様です。
グリッドの見た目と主張しないジッパー。
これも実に当店らしいプロダクトとなりました。
作ってもらえばポン付けの
ジッパー加工にかなりの労力を使った
「ウエストポーチ」
初めて海外に行く際、
先輩に言われた事があります。
ポケットに捨て金を入れて、
「本丸」は隠しておけと。
小さなウエストポーチを買い、
それを「本丸」にして体に付けてました。
捨て金を使うような場面に
出くわさなかったのは幸いでした。
平和ボケした日本での生活とは
全く違う事を想定しないとダメなんだと
教えてもらった思い出です。
そうです。
今作は「本丸」にも使える
ウエストポーチです。
海外旅行はもちろんですが、
国内旅行でもいつもと違う場面ですから
チケットなど手持ちの管理品が増えます。
それらの「非日常」を入れるポーチ。
ではありますが、
日常使いがメインにもできる
薄型ウエストポーチに仕上げてあります。
小さめ財布とスマホが入るサイズで、
ティッシュと目薬くらいは入ります。
マチがない仕様にしてるのは
中身が暴れないように。
散歩やジョギングでも使えますね。
ユーティリティポーチと違いは
下の角度がポーチは丸型、
ウエストポーチはあえて少しの角落とし。
多少の落ち着きどころがあった方が
物のおさまりが良いと思っての事です。
それとカバン内に間仕切りを付けています。
これは財布としての機能も考えての事です。
例えば数名で旅に出る場合、
お金を集めて「共同の財布」として
使うにも便利です。
キャンプやバーベキュー等、
屋外レジャーにはメインの財布として
お使いになっても良いでしょう。
ショルダーを長めに設定してあるので
腰に付けるウエストポーチ使いはもちろん、
肩掛けとしても使えます。
肩掛けは人によって右、左が分かれます。
なので左右同じ使い方で開けれるように
スライダーが2つ必要だったのです。
肩掛け時は防犯面からポーチ部分が
前になる事を想定しています。
国内でも海外でも
旅やレジャーに最適ですし、
人によっては日常から財布にも良いでしょう。
初代よりも防水性の高い素材を使っていますので
濡れそうな場面でもご利用いただけます。
が、防水ジッパーではありませんし、
縫製のみでシーム加工はしてありませんので
防水仕様ではありません。
バイク乗りが最小限の荷物で
バイクに乗る時にも便利です。
縦12センチ 横18.5センチ
ジッパー長16.5センチ
バックルのみ「YKK JPN」
それ以外は全てアメリカ製となります。
全て当店で加工しておりますが、
触り感は日本製とは思えない完全なるアメリカ物です。
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